ホームからの転落は大変危険です!
福知山線脱線事故から考える!鉄道運転士はこうしてメンタルが追い込まれる! 〜重圧に勝てなければプロの運転士にはなれない〜|めりの【鉄道経験者】鉄道の本当のところ|note
JR東日本、飯田橋駅の改良工事が終わり
新たな駅として運用が始まっています。
飯田橋は六大学野球で強豪の法政大学最寄駅。
六大学の応援歌や校歌が一気に聴ける❗️🔽
従来のホームは、曲線半径が300mの
きついカーブに位置していました。
停車する列車とホームの間に最大で33cmほどの
隙間と約20cmの段差がありました。
年間10件ほどの転落事故が発生するなど
乗客の乗り降りに危険な状態が長年続いていた
そうです。
実際に私もこの駅を利用した事ありますが
足腰の丈夫な若者でも怖いと思う隙間でした。
この問題を解決するためホームの位置を
新宿寄りに約200m移設することとなり
2015年8月より改良工事に着工。
現在に至るまで工事が続いていました。
営業開始となった新ホームは長さが約210mで
曲線半径が900mに緩和されています。
勾配にも配慮した設計となっており
隙間は最大15cmにまで狭められるとともに
段差もほぼ解消しているとのことです。
電車とホームの隙間ですが
皆さんは気をつけていますか?
これ、結構危ないのです。
「落ちるわけねーだろ」「自分は大丈夫」
そんな声が聞こえてきそうなのですが
鉄道員やってた立場からすると‥
案外よくお客様が転落します。
車掌とは列車長である!というのは本当なのか?経験者の私が伝える車掌業務のホント|めりの【鉄道経験者】鉄道の本当のところ|note
完全に転落しないまでも
つまづいた、片足だけ落ちて怪我をした等。
特にお話したJR飯田橋駅のような曲線駅で
事故発生が多いのです。
転落検知のマットがホーム下に敷かれていたり
車掌や駅の係員も注意をしていますが
万が一気づかずに発車してしまえば
大事故に繋がります。
会社によってはその可能性が
充分にある仕組みになっています。
実際に、お客様の転落に気づかず発車してしまい
痛ましい事故に繋がった事例はあります。
車掌の確認も、カーブの駅ですと
モニター確認がメインになります。
どうしてもホーム上に人が多い時や
日差しの関係で見づらい事があります。
皆様も人事だと思わずに
ぜひ気をつけて頂きたいと思います。
特に最近はスマホを見ながら歩く人が多い。
事故が増えていますので要注意が必要です。
飯田橋、市ヶ谷といえば法政大学!
最近はすっかりイメチェンが進み女子にも人気。
やっぱり法政といえば55.58年館ですよね🔽
かつてのビラや、立て看板だらけの法政懐かしい。
法政大学55,58年館写真集 (Knock Knock publishing)
鉄道ではクレペリン検査が大切▶️【2022.2月加筆】クレペリン検査を突破せよ!鉄道員は避けて通れない検査のコツを秘密に教えます!|めりの【鉄道経験者】鉄道の本当のところ|note