秋の車内空調は難しいものです
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秋本番です。
秋というと食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋と言いますが、鉄道マンにとっても気持ちのいい季節です。
気候もいいし色づいてくる木々も綺麗。
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乗務していてもなかなか爽やかであります。ただし朝晩は冷えてきますから、運転士は乗務員室にこもるのでまだいいものの、車掌はドアの開閉のたび外に出ますから寒さが身に染みてきます。
そんな秋の乗務員業務。特に難しいのが。。。
車内空調の取り扱いです!
空調については以前に動画も作っていますのでこちらをどうぞ🔽
自動制御であれば、各車両の状況に応じて空調設定が自動でなされます。会社によっては古い車両で、まだまだ乗務員判断(主に車掌になります)で空調取り扱いをします。
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さて、空調で難しい事。それは‥
暑い寒いは個人差が大きい!という事です。
これは考えてみれば当然で、一人ひとり感じ方は違います。するとどうなるか。夏はクーラーが寒い、冬はヒーターが暑い、春秋はどちらも言われる!という苦情が必ず発生します。
私も車掌時代にこうした苦情を受けたことがあります。これについては、正直な感想。
どうしようもありません。
同じ列車でも車両により混雑が違いますし、空調に近い場所か、遠い場所かでも変わります。全員が快適な温度で過ごすことは難しいのです。それぞれ洋服の脱ぎ着をしていただく、弱冷房車を利用していただく、我慢していただく。という対策しかないのかもしれません。
不特定多数の方にご利用いただくサービスとは、なかなかに難しいものなのです。
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