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日の目を見ない運転士達がいるのです

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鉄道の運転士。

よく鉄道でも花形の職種と言われます。

確かに目立ちますし目にすることも多いので

鉄道の中でもわかりやすい仕事ですよね。

さて、そんな運転士でも。

 

目立たない運転士達

が存在するのをご存知でしょうか。

 

そう、それが構内運転士と呼ばれる方々です。

 

構内運転士とは。主に車庫線などで車両の入換作業

や、回送電車の入出庫作業、出区点検、清掃など

を担当する運転士です。多くの場合は営業線を

運転する運転士とは別枠で、構内担当として任命

されます。

パターンとしては、営業線の運転士を経験した者

が構内に入る。構内作業のみの条件で入社する。

検車などの技術担当が、限定運転士の免許をとって

運転する。などがあり、会社によってここは様々

になります。

 

構内も運転免許がなければ信号確認など伴う作業

をできません。ちなみに限定運転士とは、通常の

免許とは違い

営業線の運転はできません。構内のみに限定され

ますので、その分教育期間は短くなります。

 

さて、この構内運転士ですが目立たない割には

結構大変な仕事です。まず仕事として車両の乗り

降りや、構内を通行する作業がメインです。

腰を悪くしたり足を挫くなどの怪我をする事

よくあります。

また、構内というのはどうしても分岐器

(いわゆるポイントという場所です)が多く設置

されています。

 

つまり信号確認にミスがあれば

それは即座に脱線に繋がります。

 

運転士はプレッシャーが大きい❗️🔻

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さらには車両基地には当然車両が多く留置されて

います。ここを有効利用するため、かなり車両間

を近づけて停車させたり、ストッパーぎりぎりで

停車させるケースもあります。

 

ブレーキ操作を誤れば

それは即座に事故になります。

 

入換作業がない時間には、入出庫の流れを検討も

します。当日の車両検査や他部署との調整を重ねて

これを決定します。ココはかなりの経験値が必要

上手くやらないと車両の入出庫スケジュールや

留置が全く機能しなくなります。

いかがでしょう。営業線の運転士とはまた完全に

別物の世界が存在するのです。

運転士というとそれなりに目立つ存在ですが

たまには車庫線の運転士達にも注目してみると

面白いのかもしれません。

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