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出発進行はなかなか聞けなくなってきた

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列車の最前部にいたり、子供が掛け声をかけたりと聞いたことがある言葉。

「出発進行!」

これについて以下のようなネットニュースが🔽

電車の運転士は、発車する直前に前方を指差し、「出発進行」と声に出して言うことがあります。これを「これから出発するぞ」という意味を持つ掛け声だと思っている方が多いようです。たしかに、駅で列車が発車するときに運転士が言うので、そう思う方がいても不思議ではないでしょう。

さて、出発進行の意味については以前に私の記事でも書きましたのでご覧ください🔻

出発進行の意味を間違えている人が多すぎる - 元駅員・車掌・運転士を経験の鉄道マン!めりの的鉄道の世界!

記事の通り、出発信号機の現示が「進行」だから、出発進行!と確認をするわけです。では、信号機がそもそもないとどうなるのか?

出発進行の換呼を聞く事はできません。

例えばコチラの動画を見てみると、そもそも出発信号機がありません。(都営大江戸線)


都営地下鉄 大江戸線 高松車庫~光が丘~都庁前 新型車両12-600形(Blu-ray Disc)

私のYouTubeでも撮っています。こういった場合出発進行の指差換呼を見聞きはできません。👇

単純作業も抜かりなく継続することが運転士の資質!! - YouTube

 

鉄道というと。

運転士が何かしらを声出ししている。

イメージだったかもしれません。しかし上の動画で見た通り、特に地下鉄や高架化された路線はATOの自動運転も多く、信号機がないケースが増えているのです。(その場合、車内信号機はあるケースが多い)

つまり指差確認換呼をする箇所が激減しています。

あの山手線ですら、自動運転化が視野に入っています。運転士という仕事は変化していきます。山手線自動化はコチラで記事を書いています👇

山手線が営業列車で自動運転試験を実施します - 元駅員・車掌・運転士を経験の鉄道マン!めりの的鉄道の世界!

私が運転士になる時。

この信号換呼で非常に苦労した覚えがあります。

信号確認しつつ、ブレーキ操作や警笛吹鳴などをこなさなければならない。そして信号機確認は安全確保の観点から絶対に間違いは許されない。運転士にとって、信号は絶対である。」とはよく指導されたものです。

そんなプレッシャーが運転士にはありました。

信号確認を間違えれば、指導者にこっぴどく叱られますし、運転士試験でそれをやらかすと。

何と、一発で試験はアウトです。

しかしそれも、昔の話になるのかもしれません。

運転士=静かに前面でボタン操作する人。

そんな仕事に変わっていくのを見ていると、経験者としてはどこか寂しい気もしてきますね。

鉄道乗務員も大変なのです🔻

刃物事件から考えてみる 〜経験者しか知らない非常通報・ドアコック・乗務員の安全教育とは〜|めりの|note