第3種踏切と第4種踏切を知っているか?
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みなさんは、第3種踏切、第4種踏切道なるものをご存知でしょうか?
踏切コレクション🔻
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踏切について過去にこんなニュースが。以下はネットニュースより第4種踏切について。
危険がつきまとう踏切の中には“遮断機”と“警報機”が設置されていない踏切もあります。これは「第4種踏切」と呼ばれるもので、全国2603か所、踏切全体のおよそ8パーセントを占めています。「第4種踏切」は、総務省・行政評価局が調べたところ、遮断機のある踏切に比べ、1.7倍も多く事故が起きているというのです。
踏切というのはどうしても鉄道事故が多いのですが。運転士的には日差しで見えずらいなんて事もあります。。。🔽
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鉄道にはさまざまな踏切が存在するのです。大別すると4種類あります。警報機も遮断機も備えている、いわゆる一般的な踏切は第1種。皆様よくご存知のカーンカーンと警報音が鳴って、遮断桿が降りるタイプのものです。
第2種は一部時間帯、踏切警手が手動で遮断機を操作する踏切。ただし現在日本には存在しません。警報機のみで遮断機がない踏切は第3種。警報機も遮断機もない踏切が第4種です。
今回のネットニュースの記事は第4種踏切のお話。
通常の踏切でも事故が多いのに、警報機も遮断桿もないとは。。。写真はこれ🔽
もう通行者のモラルに頼るしかありません。まぁこの写真の大きさなら車の通行はないでしょう。そして地元の人しか日常は通らないでしょうから、慣れている人が多いかもしれません。
ちなみにこの写真の都電荒川線には珍しい第3種踏切が存在しているのです❗️それがこちら🔽
警報機があるけれど遮断桿はなく、踏切を渡ると住宅という何とも面白い光景です。
都電荒川線は楽しい路線です🚃動画は🔽
さて、これらの踏切で疑問が生じます。
廃止したり、第1種に変えたりしてより安全にすることは出来ないのでしょうか?
運転士としても踏切は事故が起きやすく、無ければ嬉しいもの。プレッシャーも減ります🔻
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さて、この答えは。
そう簡単にはできません。ということになります。
まずこういった踏切は先ほども書きましたが地元住民が日常的に利用します。廃止となれば、迂回が必要だったり何かと不便になる為、反対意見が多く出るのです。
第1種に切り替えは、鉄道会社の費用負担が増える事もありますし、警報機設置による騒音など、これまた住民の反対が増えるケースも。
つまりそう簡単に無くすことはできないのです。
そうはいっても痛ましい事故は防がなければならない。これらの踏切の安全と、日常生活の利便性について、これからも協議が必要な問題なのです。
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踏切動画はこんなのも🔽
ひとつだけ残る踏切も、もうなくなる山手線🔽