大型の台風が接近している時の運転士心理とは - 元駅員・車掌・運転士を経験の鉄道マン！めりの的鉄道の世界！

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台風14号が日本列島を縦断しました。9月19日は九州新幹線で終日全線で運転をとりやめたほか、国内を発着する空の便も日本航空と全日空で800便を超える欠航が決まるなどの影響が出ました。

台風が発生すると、当然鉄道には大きな影響が出てきます。当然ですが雨と風の影響は鉄道にとって大きく、安全運行に支障をきたす恐れがあるため、各社とも警戒をする訳です。

最近は計画運休など、事前に運休をお知らせするパターンが増えてきましたね。これは利用者にとってある意味分かりやすいかもしれません。突然運転を取りやめるより、事前にわかっている方がそれを想定して動くことができます。

ちなみに運休後の運転再開までには各所のチェックが必要となります。こちらの記事も🔻

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さて、今回は台風が来ている時の運転士のお話。

まずそもそも、台風来るな来るな。と思っています。そして来るなら俺の勤務日からは外れてくれ。と思います。自分の出番の日でなければ結構無関心だったりします。

さて、不幸にも台風の日が勤務日であれば。なんだよ最悪。と思いつつ仕方ないので仕事します。

台風＝雨・風に注意が必要です。

まず心理としては、運転に気をつかうばかりでまったくもって嬉しいことはありません。雨の日はどうしても運転の難易度が上がります🔻

雨の日はやはりブレーキ、オーバーランの防止に気を使います。またブレーキに余裕を持つことと、雨で加速もしづらいですから、列車も遅れがちです。

さらには、台風くらいの大雨になると。

ワイパー使用してても前面が全然見えない。

という事も私は経験あります。雨量にワイパーが追いつかないので、こんな時は苦労しました。かと言って勝手に極端な徐行していては遅れが増すばかりで、ダイヤどころではなくなってしまいます。ですからビクビクしながら通常運転をする訳です。

無理して運転するその責任は‥🔻

鉄道採用は総合職と一般職でわかれます。その違いを鉄道経験者のめりのが伝える記事はコレ🔻

そして厄介なのが風！

風はどこから何が飛んでくるかわからないので怖いです。最悪は踏切道内に支障物があったり、架線に何か引っかかる事もあります。傘があったりするだけでもドキっとするものです。これらにやはりビクビクしながら運転する訳です。

雨よりも風が私はイヤでしたね。。。

雨・風とも規定値を超えると速度規制や、運転規制がかかります。そして最終的には運転中止となります。しかし運転中止になる前のレベルでも、かなりの雨量のなか運転しますから、運転士は気を使いながらハンドルを握っているのです。

台風時は鉄道の運転がどうなるかは、不確実な部分があります。皆様もくれぐれも無理な外出は控えていただくと良いかと思います。

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