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鉄道員の仕事をしていると職場でお風呂に入るのが普通なのです

 

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皆様はお仕事の際、職場で泊まりますか?
一泊して次の日に帰りますか?

そして、職場で風呂に入りますか?

まぁほとんどの場合、職場で入るわけはありません。もしかしたら仕事終わりにスーパー銭湯なんかに行ったりはあるかもしれませんが、職場ではありません。

鉄道員は基本泊まり勤務が多くなります。
(会社によっては日勤勤務のみもあります)
多くの駅や運転関係の職場、車両や電気関連の職場では、宿泊施設が整備されています。
その一つとしてお風呂もあるわけです。

こんな仕事もありますし、風呂くらい入らせてくれないと困るというところもありますよね。🔽

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今回はそんなお風呂にまつわる話を皆様にお伝えしていこうかと思います!

特に私も在籍が長かった運転関係の場合を、多めに書いていきます。

 

1.どんな風呂に入っているのでしょうか
鉄道員はどんなお風呂に入っているのでしょうか。
これは配属された場所によりけりとなります。
銭湯のような浴場もありますし、一人暮らしで使うような1人しか入れない風呂まで様々です。

私の場合、駅員時代には1人で入る風呂でした。
一人暮らしが使ったり、ビジネスホテルにあるような皆様も一度は使ったことあるであろうあのタイプ。
浴槽も一応ありますが、私はシャワーのみで済ませていましたね。ゆっくり風呂につかる人はほぼいません。

この風呂に順番に入ります。
共同で使う風呂が無理な人には厳しい職場です。

各自でシャンプーやボディソープは用意してあり(備え付けの場合もあるみたいです)、ロッカーなどにしまってあります。また、女性はもちろん女性専用の宿泊施設があります。

さて、それなりの駅になりますと、早番にせよ遅番にせよ、何人かで一斉にあがり時間となります。

では1人ずつしか入れない時の順番は?

答えは‥大概は年功序列です。

ということは、仕事が終わっているものの。
風呂待ちの時間が発生しますので若手は仮眠時間が少なくなってしまいます。中には風呂に入らずの人もいます。何にせよ、入るならササッと入る程度の風呂が普通です。

次に大勢で入る風呂です。
運転関係の職場ではこういった風呂が多いです。

これも職場によりますが、数人で入れる浴場があります。シャワーもありますし浴槽もあります。
ここに泊まりの行路を終了した者が次々に入っていくわけです。脱衣所にはドライヤーがあったり洗面所があったり。
まさに銭湯のような雰囲気といえばわかりやすいでしょうか。裸の付き合いといったところで、職場の仲間と風呂で語らい1日が終わります。

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今日の仕事はどうだったとか、あの客がどうこうとか、最近体鍛えてるなとか。。。そんな話をしてあまり長居はせず入浴します。
早い人はサッとシャワーして、頭だけ洗って出る人もいますし、入念にゴシゴシと体を洗う人もいます。

ただ、どうせ風呂に入っても仮眠して4〜5時間後くらいには仕事が始まるわけです。夏ならそれでまた汗をかく。私は職場の風呂はサッサとすませて、その分しっかり休息するようにしてました。

駅の場合と同じで、それぞれがシャンプーなどは用意して浴場に入ります。個人管理なので、案外忘れ物といった感じで脱衣所にシャンプーやボディソープが置かれていたりしましたね。

ちなみにこのパターンの風呂。
何となく若手だと長居するのも悪いかな‥。
という雰囲気で、私は浴槽にゆっくり浸かるのはしばらくしてませんでしたが、やはり冬は寒いので遠慮がちに入浴していたことを思い出します。

乗務員だと、自分の所属する区とは別の場所で宿泊することもあります。そういった派出所などでは銭湯タイプの風呂ではなく1人ずつのタイプも多くなります。またそもそも近場のホテルに宿泊というケースもあります。

 

2.風呂では水虫に注意しなければならない
私は仕事で入る風呂にそこまで抵抗はありませんでした。特に運転区での風呂場は浴槽にもしっかり浸かれるし好きだったりもしました。冬の寒い時期に仕事を終えて入る風呂は体にしみるものです。

しかし唯一抵抗があったこととは‥。
水虫に関してのこと!
私自身は特に水虫になったことはないのですが‥。
大勢が使う場所ですから、どうもそこを歩くのは嫌だったものです。
これに関しては人それぞれ対策している人はしていました。脱衣所では靴下を履いて対策したり、自分のサンダルに履き替える前には足をしっかり拭くなど。
風呂場に入ったら入り口付近をお湯で流す人など。

泊まり仕事の上がりが早めで、前半のうちにお風呂に入れる時はそこまで気にしません。1番嫌なのは終車近くを担当の時。仕事を終えて入る風呂は‥

その前に既に何人もが入浴した後です。

やっぱり色々気になりますよね、後半に入浴するのは。私の場合、なんとなーくあまり人が歩いてなさそうな場所に足をつけるとか(そんなのわからないのですが)してました。

また、ドライヤーも洗面所に設置されたりしていますが、多くの人が使っていますので髪の毛が落ちていたり水が飛び散っていたりと、やはり後半戦はあまり好きではありませんでした。

とにかく、共用の生活スタイルが普通になりますので、そのあたりに抵抗ある人は苦労します。

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3.風呂からあがったら
風呂から上がったら何をするか。
基本的には。

「寝る」

です。

宿泊施設があり仮眠ができるようになっています。
ただせいぜい4時間ほどといった感じでしょうか。 
私は睡眠優先でなるべく早く寝るようにしていました。
ただ、人によって様々で。
お菓子でも食べながら談笑する人、ジュース飲みながらテレビ見る人、ひたすらスマホいじる人。
そんなふうにダラダラ過ごして‥

あまり寝ないでも次の日元気な人

というのが一定数必ずいます。
こういう人達はサイボーグなのかと疑いたくなりますが、なぜか寝てないのに元気な人はいるのです。

また、あがったらというか。
そもそも風呂に入らない人。もたまにいます。
夏場でも入らずに寝る人がいますので、世の中には様々な人がいるものです。

4.おわりに
職場で風呂に入るというというのは、一般のサラリーマンでは違和感があるかもしれませんが。

慣れてしまえばそれが普通

といった感じです。

風呂に入るというのは仲間意識が強まることに
一定の効果があります。

入浴中もそうですし、風呂上がりのくつろぎの時間で、仕事の相談をしたり、日常の相談などの話をしたり、先輩後輩という枠を越えた絆のようなものも深まるものです。

お風呂事情についてお話してきましたが、いかがだったでしょうか。泊まり仕事だけに、お風呂にも入る。なかなか鉄道員というのも面白い仕事だと思います。

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