駅員が不在の状況ではこう言ったことが当然におきます
駅員がいなくなったらゲロ掃除は誰がやるのか🔻
鉄道での汚物(ゲロ)についての真実は知らないままが良いかもしれない|めりの【鉄道経験者】鉄道の本当のところ|note
本日は駅員のネタです。
駅員が不在の駅は全国に多々あります。
最近は都市部でも無人化が進んでおり、その弊害も
出てきています。
駅員はコチラの記事もどうぞ🔽
駅員がだんだんといなくなっていきます - 元駅員・車掌・運転士を経験の鉄道マン!めりの的鉄道の世界!
以下はネットニュースより。
長崎県内のJR九州の駅で車いすの女性が列車に
乗ろうとして介助を頼んだ際、同社が下車する駅に
職員がいない時間帯であることを理由に断っていた
ことがわかった。国土交通省は11月、対応が不適
切だったとして再発防止に努めるよう指導した。
女性は昨年10月、予約しないと鉄道を自由に使え
ない現状の改善を求めて署名活動を開始。
今年10月、同社に2907人分の署名を提出し
国交省に見解を求めた。同省は障害のある利用者へ
の配慮が不十分だったと判断し、11月18日に同
社に口頭で指導した。
という内容です。
さて、駅員が不在になることについての課題は
既に以前にも書きました。🔽
駅の無人化が進むことは避けられない現実である - 元駅員・車掌・運転士を経験の鉄道マン!めりの的鉄道の世界!
ここでも書いていますが、無人化の目的としては
間違いなくコストカットがあります。そしてコスト
カットをすると今回のような案件は当然発生してき
ます。
今回の件でいえば、対策としては他駅からの応援体
制を整える、事前に利用者が伝えておき準備をして
おいてもらう、乗降の手伝いを乗務員がする、など
があるかもしれません。
と、簡単に外野からは言えますが。。。
実際には現場もカツカツの状況で
仕事をしています。
人員削減の中、最低限の人員でやりくりしているの
が現状です。時間帯によってや、ほかの対応に人を
割かれていれば、今回のような問題が発生するでし
ょう。
また乗務員が対応するというのも一案ですが、都市
部近郊(列車本数がそれなりに多い)ではあまり現
実的ではないでしょう。
今回は列車の乗降ですが、その他にも駅でトラブル
(お客様同士のトラブル、線路転落、急病人など)
があった場合、誰が対応するのでしょうか。
遠隔監視や、近隣駅の係員の呼び出しボタンがあっ
たりしますが、お客様が安全、安心に利用するには
不安がまだまだあります。
こんな事はよく起こります🔽
ホームからの転落は大変危険です! - 元駅員・車掌・運転士を経験の鉄道マン!めりの的鉄道の世界!
なお。今回の対応について、国交省は対応が不適切
だったとして再発防止に努めるよう指導したとあり
ます。ただ、この件に関しては。
企業側の努力もいずれ限界を迎えるでしょう。
国や自治体は公共交通機関の役目をどう考えるの
か。特に昨今鉄道会社の収益は落ち込んでいます。
コストカットを続ければ今回のような問題は
様々生じてくるはずです。
くだらない事に使う税金があるならば、鉄道の未来
について費用を検討してほしいとも思います。
国や自治体は、指導だけではなく、企業と共に今後
を模索する動きに期待したいと思います。
駅員時代は私も色々とありましたが駅員という
職業を経験する人もこれからは減っていくのかと
思うと寂しいものですね。
🔻駅ではさまざまなドラマがあるのだ🔻
知られざる駅員の実態をお伝えします!駅はドラマが詰まっている!|めりの【鉄道経験者】鉄道の本当のところ|note