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秋の朝に思い出す駅の早番業務

 


早朝始発の殺風景 (集英社文芸単行本)

青春文学の雰囲気がGOOD☝️

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すっかり秋です。

秋どころかやや冬に近い寒さを感じることもあり

コロナ禍でバタバタしているうちに今年は

何もしないまま時が経っていた感覚があります。

 

秋から冬にかけて

早朝はピリッとした空気につつまれて

私はなかなか好きです。

もちろん寒いというのはありますが。

趣味のサーフィンも秋冬の朝が好きですね。

 

そんな秋に思い出す私が駅員時代のお話です。

 

駅員の早番業務は始発前から始まります。

起床して準備を整えたらまずは構内の巡回。

数時間前まで終電が走ってますし

終電が終わればお客様は一旦改札外に出すので

朝に誰かいることはないのですが。

駅はたいした休みなく動くわけです。

巡回異常なしを確認したら必要な連絡をし

駅のシャッターを開けます。

 

さて。

シャッターは大きな駅と小さな駅で差があります。

シャッターなどそもそもない駅もありますし

ターミナル駅ではいくつものシャッターが存在。

私が比較的小規模な駅に勤めていた頃

その駅にはシャッターが2つありました。

これを早番の私が開けるわけですが

 

待ち構えているかのように必ず1人の50代男性が。

サラリーマンがいました。


シャッターを開けると

ササっと駅構内へ入っていくのです。

これが寒くなろうと、雨だろうと何なろうと。

平日は必ずそのサラリーマンが待っています。

基本的にはシャッターを開ける時間は

おおよそ決まっています。

たまにこれが多少でも遅れる事があると

そのサラリーマンからお叱りを受けます。

初めて注意を受けたのは秋の早朝でした。

 

俺はこうして仕事を全うするために

暑かろうが寒かろうが日々真面目に通っている。

駅員も頑張れ。

 

そんなメッセージのような気が

勝手にしていました。

そのサラリーマンに限らず駅員になって知った

朝早くから活動する人が多いという事。

日本社会はこんな風に人知れず活動してしている

人達が、多いに影響を与えているのでしょう。

 

皆様も早起きして読書はいかがでしょうか?

この人案外まとも。

コロナ禍で落ち込んでる人にはいい刺激に🔻


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